<カワセミの作り方-クレイカービング> ●カワセミキット No.1 クレイカービング・バードフィギュアキット を使用したカワセミフィギュアの作り方を紹介しています。 カワセミのクレイカービング・バードフィギュアキットは乾くと木になる粘土カービングクレイでできています。 バードカービングもできる作るカワセミのフィギュア・カービングキットです。造形は粘土のように行い、仕上げはバードカービングのように行うことができます。 | <準備するもの> ●カワセミキット No.1 クレイカービング・バードフィギュアキット (デザインベースなどの内容はこのリンクページで参照して下さい) ●クレイ(余ったクレイで台座を作りましょう)●紙ヤスリ 以上の材料はキットに含まれます ●木工用ボンド ●彫刻刀または彫刻刀 ●水彩絵の具(アクリル絵の具が最適) ●パレット ●絵筆 ●鳥足(小鳥の足作成手順に従って、予め作成しておきます) | | <首と胴の接着> ●デザインベースのボデーの凹みの部分に木工ボンドを塗ります 首と胴はカービングクレイでもできますが、接着に時間がかかるため、木工用ボンドで接着することにします。 | | <全体表情のデザイン> ●首の向きなどのデザインを考えながら首を接着した後、十分に乾燥させます 十分に乾燥させないと、次の作業の時に首と胴が離れてしまいます。 | | | | <補強クレイの作り方> ●小指の先位のクレイをひも状に延ばし、首と胴体の間を埋めるようにつめます この部分にクレイの代わりに麻ひもを巻いておくと粘土が少なくてすみ、乾燥も速くなります。 | | <クレイの襟巻き> ●鳥の首と胴体の間に隙間無く詰めたクレイを左右の親指の腹で平らにならします ●このクレイの襟巻は頭と胴体のデザインベース同士を滑らかに繋ぐものです。素早く処理を行うために麻ひもを巻いても良いです。 | | <羽根の接着用クレイ板の作成> クレイ板は羽毛部分に相当します。 量によって太い、細いの調節を行ってください。 ●少量のクレイを板状(1mm厚位)に平たく延ばし、接合部(首)に巻き付けます | | <首の整形 1> ●板状クレイを3,4回に分けて鳥のシルエットが出るまで巻き付けて延ばします ●板状クレイを複数回に分ける理由は、 1.乾燥を速める 2.滑らかなボディーをつくる 3.鳥の体躯の大きさを決める 等の理由によります。 | | <首の整形 2> ●巻いたクレイが良くなじむように親指の腹でのばした、十分に乾燥させます ●丸い棒(スパテュラ、丸鉛筆、丸棒)をころころ回しながらのばしてクレイとデザインベースに段差がなくなるようにします この処理をしっかりと行っておくと、8以降の仕上げがし易くなるだけでなく、綺麗な作品に仕上がります | | <首の仕上げ> ●乾燥したクレイの段差が無くなるように紙ヤスリや彫刻刀で表面を整形します 本来は7.の操作をしっかりやっておけばほとほと必要のない処理です | | <羽根の作成> ●片羽長7cm、厚さ5mm位のクレイで羽根(涙型)を作り、本体に接着します。 クレイカービングキットでは羽根は予め作成されています。 | | <羽根の接着> ●クレイカービングではNo.9で作った羽根を接着剤として使い、その上にキットの羽根の翼部を貼り付けます。 ●羽根と本体の形状を指で押て整えます 同様にして尾羽根も接着しましょう。 カービングキットには尾羽根は長めのものが入っています。2cm位に切ってから接着します。 | | <羽根の整形> 尾羽を接着するときは、尾部の上面を小刀等で削って、尾羽を接着しやすくしてからボンドで接着した後、クレイを盛って首の時と同様に面をならしましょう。 ●本体と羽根を成型し終えたら、全体が乾燥するまで待ちます | | <脚の作成> ●本体が乾燥するまでに、足を作成しておきましょう(足の作り方を参照する) カワセミの場合、三本指の最も内側の指は他よりも短く、残りの2本の指はくっついたようになっています。
| | <本体の乾燥> ●本体が完全に乾燥(3、4日)したら、カービングベース完成です | | <バードカービング処理> ●本体が完成したら、羽根や尻尾の細部の彫り込みを行います(カービング) クレイカービングはバードカービング材として最適な堅さを保っています。 通常のバーとカービングのようにバーニングペンを当ててください | | <脚の取り付け> ●本体に足の取り付け穴を開け、足を接着します(足の作成手順を参照する) カワセミの脚は短いです。 | | <白色で下塗り> 下塗りの前に木工用のクリア塗料を塗っておくと色の吸い込みが少なくなって楽に塗れるようになります。 ●カービングが完了したら、本体全体を白色で塗っておきましょう | | <カワセミの完成> カワセミの着色についてはクレイカービングキットのカワセミ説明書に前・後・横からの着色例がありますので参考にしてください。 ●鳥の特徴を観察し、体や羽根に色を塗り終えたら、目を黒く塗って完成です | | | | |
|